ホルムズ海峡の緊張、解決の目途立たず

依然としてホルムズ海峡の危機に終止符が打たれていない。原油価格は再び110ドルを超え、イラン戦争勃発以来の高水準に迫っている。米国の政治情勢が世界のエネルギー市場に与える影響が懸念される。

トランプ勝利集会でミラー顧問が突然退場

2025年1月19日、ワシントンD.C.のキャピタル・ワン・アリーナで開催されたトランプ前大統領の勝利集会。演説を行っていたスティーブン・ミラー大統領上級顧問が突如ステージから退場する場面があった。写真家のケビン・カーター氏が撮影したこの瞬間は、米国の政治的混乱を象徴する出来事として注目を集めた。

ホワイトハウスと議会の反応:二つの要求

先日のホワイトハウス記者協会晩餐会における銃撃未遂事件を受け、ホワイトハウスと議会は二つの主要な要求を掲げた。

1. 東ウィングのボールルーム建設推進

トランプ大統領と司法省は、大統領が長年望んでいた東ウィングのボールルーム建設を阻止するあらゆる法的措置を直ちに中止するよう求めた。さらに、これまで民間資金で賄うと主張していたプロジェクトについて、共和党議員の中には議会が数億ドルを拠出すべきだと主張する声も上がっている。

2. ジミー・キンメル氏の即時解雇要求

トランプ大統領とメラニア夫人がABCの人気司会者ジミー・キンメル氏を非難。同氏が「将来の未亡人のような輝き」と発言したとされ、これを「暴力を扇動する卑劣な発言」と糾弾した。メラニア夫人は「キンメルのような人物が毎晩家庭に侵入し、憎悪を広めるべきではない」と述べ、ABCに対しキンメルの即時解雇を要求した。

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事実と皮肉の狭間で

ホワイトハウス記者協会晩餐会はホワイトハウス記者協会が主催するイベントであり、トランプ大統領がボールルームを建設しても開催地がホワイトハウス内になるわけではない。また、キンメル氏の発言は明らかに「暴力を呼びかけるもの」ではなく、大統領の若い第三夫人に対する年齢差を揶揄したジョークであった。

ミラー顧問の不在が示すもの

今回の一連の動きで最も注目すべきは、ホワイトハウスがこれまで公に示していないことだ。昨年の保守活動家チャーリー・カーク暗殺事件を受け、トランプ政権は「左派の国内テロリズム」と名指しで戦う全政府的な取り組みを開始した。その中心にいたのがスティーブン・ミラー顧問であった。

カーク氏暗殺事件直後、ミラー顧問はX(旧Twitter)やテレビに出演し、左派に対する「戦争」を宣言。その発言は過激で、終末的な調子で知られていた。筆者は当時こう書いた:「木曜日の朝、暗殺から24時間も経たないうちに、ミラー顧問はX上で左派を非難するメッセージを次々と投稿し、テレビに出演してはその主張を展開した。」

しかし、今回の銃撃未遂事件を受けたホワイトハウスの反応からは、ミラー顧問の姿は見当たらない。彼の不在は、政権内の戦略的な変化を示唆しているのかもしれない。