米国時間4月23日、下院歳出委員会で行われた公聴会において、民主党のマデレーン・ディーン議員は商務長官ハワード・ラトニック氏に対し、エプスタインとの関係についての虚偽発言を厳しく追及した。

ディーン議員は、ラトニック氏が2023年10月にニューヨーク・ポストの取材に対し「最後にエプスタインに会ったのは2005年で、その際は自宅のツアーに参加した。非常に不快だったため二度と会わなかった」と発言していたことを指摘。しかし、その後に公開されたエプスタインの関連文書により、この発言が虚偽であることが判明したと述べた。

さらにディーン議員は、ラトニック氏が2012年にエプスタインの私有島を家族や乳母と共に訪れていた事実を明らかにした上で、その数日後にラトニック氏とエプスタインが「デジタル広告会社の共同投資家」として事業提携を結び、2018年まで共同で運営していたことも指摘した。

議員の追及に対し曖昧な回答を繰り返す

ラトニック氏はディーン議員の質問に対し、曖昧な回答を繰り返した。マイクがオフの状態で発言を始めた際には「発言を録音しないでほしい」との申し出を示唆したが、ディーン議員に「発言を録音しないでほしいという申し出は聞きません。米国民は答えを知りたがっています。なぜ嘘をついたのですか?」と一蹴された。

ラトニック氏が再び曖昧な回答をしようとした際には、ディーン議員が「時間を返してください。その答えは受け入れられません」と遮り、「この委員会は独自に活動しています。なぜ嘘をついたのですか?」と迫った。

ラトニック氏は「下院監視委員会と合意済みです」と発言したが、ディーン議員に「その答えは聞きました。委員会は独自に活動しています。なぜ嘘をついたのですか?」と再び否定された。ラトニック氏は「自主的に時間を割いて話し合うことに同意しました」と応じたが、ディーン議員は「記録に残します。あなたは質問を避けています。隠蔽は続いています」と批判した。

ラトニック氏は、エプスタインとの金銭的な関係や、トランプ大統領がラトニック氏のエプスタインとの関係について「懸念していた」かどうかについても回答を拒否した。

「ラトニック氏は、世紀最大の性犯罪者の一人との関係について、今なお商務長官として全権を持って活動していること自体が恥ずべき行為です」