米国の平等雇用機会委員会(EEOC)は2024年6月11日、ニューヨーク・タイムズ紙を連邦差別禁止法違反で提訴した。同紙が白人男性社員の副不動産編集長への昇進を見送ったと主張し、最終選考に残った候補者全員が白人男性ではなかったと指摘した。
EEOCのアンドレア・ルーカス委員長は声明で「誰も法律の上に立つことはできない。たとえ「エリート」機関であってもだ」と述べ、「逆差別という概念は存在しない。人種や性別による差別はすべて違法であり、長年の公民権原則に基づく」と強調した。
ニューヨーク・タイムズの広報担当者、ダニエル・ローズ・ハー氏は「トランプ政権下のEEOCによる政治的動機に基づく申し立てを拒否する」との声明を発表。さらに「当社の雇用慣行は実力主義に基づいており、世界最高の人材を採用・昇進させることに注力している」と主張した。
ニューヨーク・タイムズ側は「今後、この申し立てに対して徹底的に反論する」としている。
出典:
The Wrap