北京モーターショー2024で、プジョーは次世代フラッグシップEVのコンセプトカー2台を発表した。そのうちの1台、「コンセプト6」は、2023年に生産終了した508の後継モデルのヒントを与える大型セダンだ。実車ではセダンボディが主流となる見込みだが、今回のコンセプトカーはスリムなファストバックワゴンとして展示された。

プジョーは、このデザインが実車化されれば「508 SW」として発売される可能性を示唆。リアウインドウの傾斜はデザイン重視だが、Cピラーまでルーフが下がらない構造のため、後席の居住性は確保されている。

リアにはスプリットタイプのスポイラーとイルミネーション付きのプジョーエンブレム、6灯の横並びLEDが特徴的。フロントはアウディR8を彷彿とさせるスポーティなデザインで、左右3灯ずつの横並びLEDは、プジョーの「イルミネイテッドクロー」の新解釈となっている。

もう1台のコンセプト8は、現行5008を上回る大型ラグジュアリーEV SUVの可能性を秘める。プジョーCEOのアラン・ファベイ氏は過去のインタビューで、新たな「ハローエ SUV」の構想について言及していた。コンセプト8は、コンセプト6と同様のスプリットスポイラーや横並びライトバー、滑らかなサーフェス、ボリューム感のあるリアフェンダー、くびれたウエストラインなど、共通のデザイン要素を採用している。

これらのデザインモチーフは、次期208ハッチのコンセプトカー「ポリゴン」にも見られる。ポリゴンは昨年発表され、今回の北京モーターショーで中国デビューを果たした。

プジョーによると、コンセプト6と8をベースとした量産モデルは、主に中国市場向けに設計され、提携先の東風汽車(Dongfeng)の武漢工場で生産される。しかし、これらの車両は中国から欧州を含むグローバル市場へ輸出される計画も発表されている。

出典: CarScoops