中国市場で発売されるボルボ系新型セダン「ギャラクシーA7」
中国市場で本日、ボルボの親会社であるジーリーが手掛ける新型セダン「ギャラクシーA7」が発表された。最も安価なプラグインハイブリッドモデルは、14,000ドル強(約143万円)からの販売が開始される。同車は、1.5L直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。EVモデルは58kWhのバッテリーと前輪駆動用215馬力のモーターを搭載し、航続距離は最大550km(342マイル)を実現している。
ジーリーがセダン市場を活性化
ジーリーは、革新的で手頃な価格のハイブリッド車やEVのSUVを多数投入するだけでなく、いまだ根強い需要のある3ボックスセダン市場にも注力。その中でも特に注目を集めるのが、今回更新された「ギャラクシーA7」だ。プラグインハイブリッド(PHEV)とEVの2つのバリエーションが用意されている。
デザイン面の特徴
外観デザインは控えめながらも洗練されており、PHEVとEVモデルは共通のクラスヘッドライトとライトバーを採用。ただし、フロントグリルやエアインテークのデザインで差別化されている。EVモデルはブラックの下部グリルと2本のブラックトリムアクセントが特徴で、ハイブリッドモデルはシルバーのアクセントと追加のエアインテークが施されている。
リアデザインは、ジーリーの他モデル「スターアレイEM-I」や「EX5」からの影響を受けており、LEDテールライトが特徴的。下部バンパーの形状はEVとハイブリッドで若干異なる。
驚異的なコストパフォーマンス
「ギャラクシーA7」の注目点は、何よりもその価格とスペックにある。EVモデルの最上位グレード「A7 EV 550 Premium」は、58kWhバッテリーと215馬力の前輪駆動モーターを搭載。価格は112,800元(約16,500ドル)から。公称航続距離は550km(342マイル)、エネルギー消費効率は100kmあたり11.4kWhと、非常に経済的だ。
より高級仕様の「A7 EM 550 Excellence」も同一のパワートレインながら、価格は119,800元(約17,500ドル)からとなる。
プラグインハイブリッドモデルのラインナップ
PHEVモデルはさらに低価格で、最も安価な「A7 EM 150 Enjoy」は97,800元(約14,300ドル)から。最上位グレードの「A7 EM 235 Starship」に至っては131,800元(約19,300ドル)までラインナップされている。
PHEVモデルの基本グレードは、1.5L自然吸気直列4気筒エンジン(110馬力)と電気モーター、シングルスピードトランスミッションを組み合わせ、合計235馬力を発揮。18.4kWhのバッテリーにより、電気のみの航続距離は150km(93マイル)を実現する。より大容量の28.3kWhバッテリーを搭載したモデルでは、航続距離が235km(146マイル)まで延長される。
セダンの復権を狙う一台
決して華やかなデザインではないが、この価格帯でこれだけの実用性を備えたセダンが登場したことで、セダン市場の衰退論に一石を投じる存在となりそうだ。