シアトルの交通は、たとえ良い日でも地獄の風景を彷彿とさせる。通常40分で到着する自宅からのショップ通勤が、この日は3時間に膨れ上がった。高速道路の車線閉鎖が原因だ。時速85マイルで疾走する85ドルのマツダ・ロードスターでも、渋滞の前では無力だった。

ショップに到着すると、さらに深刻な事態が待っていた。レースチームが前週末に参加した「Lemonsレース」で、エンジンが完全に故障していたのだ。文字通りの煙が上がったわけではないが、その被害は深刻だった。「ピストンに固まった冷却液がこびりついている」という状態を目の当たりにし、チームは呆然とした。

写真は到着時の「墓場」の様子。そこには、ベントレー・ミュスタンIIに搭載されたケルンV6エンジン(ヘッドが歪んでいる可能性あり)が放置されていた。エンジンの故障はチームにとって初めての出来事ではなかった。BMW直列6気筒エンジンがLemonsレースで壊れ、すでに別のレースカーから回収したエンジン。さらに驚くべきことに、3台目のエンジン(シボレー直列6気筒)が、また別のレースカーから回収されたばかりだったのだ。

ショップはまるで「ソンムの戦い」の戦場のようだった。そんな中、新たなプロジェクトカーであるBMW S52エンジン搭載のC3コルベットレースカーが加わった。直列6気筒エンジンへの愛着はあるが、この状況では全てが優先順位の高い作業となった。

修理から再建へ:カマロプロジェクトの現実

正午までに、チームの会話は野心的な計画から「緊急トリアージ」へとシフトしていた。今すぐできること、短期的な目標は何か──。結論は、集められたパーツの在庫確認、散乱したレーシングパーツの整理、故障車両の再配置だった。

この「カマロ vs. 世界」シリーズの第4弾は、ショップでの1日に密着したフォトレポートとなる。また、今後のプロジェクトに関するティザーも少しだけ紹介する。読者の皆さんからのコメントや知見も大いに参考にしたい。これまで多くの方から、カマロのビルドに関する貴重な意見や思い出を共有いただいている。このプロセスのすべてが順調なわけではないが、多くの方に共感してもらえるのではないだろうか。

パーツ集めの現実:Facebookマーケットプレイスの落とし穴

サスペンションパーツを探すため、Facebookマーケットプレイスに目を向けた。安くて良いパーツを見つけるには根気が必要だ。特に、デトロイト・スピードの高級キットに目が行ったが、予算との兼ね合いもあり、慎重に検討する必要があった。

そんな中、ジャガーのセダンが目に留まった。この件に関する質問は受け付けない──。

出典: Hagerty