米下院監視委員会の民主党議員らは10月22日、商務長官ハワード・ルトニックがジェフリー・エプスタインとの関係について虚偽の証言を行ったと主張した。同日の非公開聴聞会で、ルトニックがエプスタインの録音テープを巡る過去の主張を突然撤回したことが明らかになった。

カリフォルニア州選出の民主党議員ロー・カンナ氏は記者団に対し、「誰かが彼に圧力をかけたのだろう。政府関係者と話したとルトニックは述べており、そのために態度を変えたようだ」と語った。さらにカンナ氏は「問題はなぜ彼が嘘をつくのかではなく、なぜ隠蔽しようとするのかだ。なぜエプスタインの悪行について語ろうとしないのか」と指摘した。

ルトニックは昨年のインタビューで、2005年以降エプスタインと会っていないと主張していたが、実際には2012年に自身の子供を伴い、未成年者への売春斡旋で有罪となったエプスタインの「ペドフィリア・アイランド」(米メディアがこう呼ぶ島)を訪れていたことが判明している。ルトニックはこれまで、エプスタインと長年にわたり連絡を取り合っていたことも認めていた。

バージニア州選出の民主党議員スハス・スブラマニアム氏は記者団に対し、「ルトニックは辞任すべきだ。聴聞会で聞いた内容は驚くべきものだった。彼は回避的で、不安げで、明らかに嘘をついた」と語った。

スブラマニアム氏はさらに、ルトニックが2025年10月にニューヨーク・ポストのポッドキャスト番組で行った発言についても触れ、「彼は嘘をついたことを認めなかった。エプスタインと会った後、『二度とあの忌まわしい人間と同じ部屋にいることはない』と発言していたが、その真意を問われると、まるで意味が通じなかった」と述べた。

ルトニックは自身と家族がエプスタインの島を訪れた理由についても説明を拒否した。スブラマニアム氏は「何度も『なぜ島に行ったのか』と尋ねたが、ルトニックは『覚えていない』『説明できない』と答えるのみだった」と語った。

「もしドナルド・トランプ前大統領がエプスタインの録音テープの内容を見ていたら、ルトニックを即刻解任していたはずだ。非常に恥ずべき内容だった」
— ロー・カンナ議員