バージニア州最高裁は本日、同州議会が提案した党派的な選挙区割り修正案が州憲法に違反するとの判決を、4対3の評決で下した。
判決の要点
判決文によれば、修正案は2026年3月6日に州議会からバージニア州民に提案された。この修正案は、同州の連邦議会選挙区を党派的に区割りすることを認める内容だった。しかし、判決は修正案の成立過程が州憲法第12条第1項に違反していると指摘。この違反は修正案の住民投票そのものを無効とし、法的効力を失わせるものだとした。
多数意見を執筆したケイシー判事は、「法の支配」の観点から、憲法改正手続きの厳格な手順を踏まなければならないと強調。特に、選挙区割り修正案の提案が「選挙間の要件」を満たしていないと指摘した。これにより、2021年に同裁判所が策定した選挙区割りが、2026年の連邦議会選挙でも引き続き適用されることとなった。
また、判決は州側が選挙前の司法審査に反対していた点にも言及。州側は、修正案が否決されれば司法審査の必要がなくなると主張していたが、判決はこれを「勝てば官軍、負ければ司法審査」と批判。このような主張は司法審査を回避する手段として認められないとした。
反対意見の内容
反対意見を執筆したパウエル首席判事は、憲法の解釈は固定的であり、その変更は人民のみが行うべきだと主張。多数意見が選挙の定義を拡大解釈したと批判した。さらに、バージニア州および連邦法における選挙の定義との整合性を欠くと指摘した。
出典:
Reason