マセラティ、販売不振を打開すべくフェイスリフトモデルを発表
イタリアの高級車メーカー、マセラティは、フェイスリフトを施したグランツーリスモ、グランカブリオ、グレカレの公式画像を公開した。いずれのモデルも前面デザインを中心に軽微な変更が加えられており、年内に登場する見込みだ。
販売不振に苦しむマセラティが巻き返しを期待
マセラティは近年、販売不振に陥っており、今回のフェイスリフトモデルで巻き返しを図る構えだ。同社はモデナ周辺でテスト走行を実施しており、市街地、丘陵、高速道路など多様な路面でデータ収集を行っている。テストドライブは「車両の最終調整に必要なデータ収集が目的」としている。
グランツーリスモとグランカブリオ:攻撃的なフロントデザインに刷新
公開された画像は鮮明ではないものの、グランツーリスモとグランカブリオは、より攻撃的なフロントフェイスを採用。大型グリルと改良されたエアインテークが特徴で、リアバンパーにも小変更が加えられている。内装については、現行モデルが12.2インチのデジタルインストルメントクラスター、12.3インチのインフォテインメントシステム、8.8インチのエアコンディショニングディスプレイを備えているため、大幅な変更はないとみられる。
パフォーマンス面では、現行モデルで3.0L V6ツインターボエンジン(483hp/442lb-ftまたは542hp/479lb-ft)と、完全電動モデル(751hp/995lb-ft)を展開。グランツーリスモ Folgoreは0-60mph(0-96km/h)を2.6秒で加速し、最高速度は325km/hに達する。
グレカレ:クロスオーバーに小変更を実施
グレカレでは、フロントバンパーとエアインテークの改良が主な変更点。グリルは現行モデルを踏襲するが、サイドスカートは新デザインが採用され、リアバンパーとディフューザーも刷新される見込み。ホイールのデザイン変更も予想される。
内装面では、ダッシュボードに設置されたデジタル時計の変更が唯一の改良点とみられる。エンジンは3.0L V6ツインターボ(385hp/368lb-ftまたは523hp/457lb-ft)と、電動モデル(542hp/604lb-ft)を用意している。
今後の展望
マセラティは、フェイスリフトモデルの投入により、販売不振からの脱却を目指す。新モデルは年内に登場する予定で、特に電動モデルの拡充が注目を集めそうだ。